歯周病治療
「歯周病認定医」による
精密な歯周病治療

塚本歯科クリニックは、専門性の高い知識と技術を有したスタッフが在籍しています。
◆ 日本歯周病学会認定医 2名
◆ 日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士 2名
当医院では、歯周病は「予防できる病気」と考えており早期発見早期治療が重要です。
定期検診を重要視しているためそれを見逃さずリスクのある方を発見し治療することができます。発見が遅れて重度に進行してしまった方も高度な技術が必要とされる治療を積極的に行い多くの症例にて良い結果を出しています。
またマイクロスコープを用いた手術を行える数少ない医院のため、非常に繊細で丁寧な処置かつ傷口が小さく治癒の早い治療を提供できます。治療が終了した後も歯周病認定衛生士による再発予防、メインテナンスが受診することが可能です。
歯周病治療はどこの歯科医院で診ても
同じではありません

専門医、認定医、認定歯科衛生士の在籍する医院では治療内容は少し変わるかもしれません。
日本歯周病学会にて知識、技術を有すると認められたものに与えられる資格になっており、現在静岡県では約30名在籍します。最新の文献や学会での情報に触れ常にアップデートしています。歯科医師だけでなく同様に歯科衛生士も研鑽を行っている医院が良いかと思われます。
当医院では歯科医師、歯科衛生士ともに年に数回の学会出席、日々スキルを上げるための講習や勉強会への出席を怠らないようにしています。
日本人の
「成人80%以上が歯周病」
あなたは「歯周病なんて自分には関係ない」と思いこんでいませんか?
実は日本人の成人80%以上が歯周病です!歯周病とは歯そのものではなく、歯を支えている歯肉やあごの骨などの歯周組織が細菌に侵され破壊される感染症です。
初期症状は外側から歯の状態を見ただけはわからないことが多く、痛みなどの自覚症状も乏しいため発見が遅れがちになります。症状に気付いて受診したときにはすでにかなり進行していることも少なくありません。
歯がグラグラしてきた
すき間ができて、食べ物がはさまるようになった
歯ぐきが腫れることがある
歯磨きをすると出血する
口臭を指摘された、自分で臭いと感じる
疲れたときに歯が浮いた感じがする
朝起きた時口の中がネバネバする
歯肉が下がり、歯が長くなった感じがする
以前とは歯並びが変わったような気がする
歯周病の原因は「プラークの細菌」
私たちの口の中にはおよそ400〜500種類の細菌が住んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり砂糖をたくさん摂取すると、細菌がネバネバした物質をつくりだし歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、接着性が強くうがい程度では落ちません。
歯周病とはこの歯垢(プラーク)の中の細菌が歯と歯肉のすき間に侵入し、歯肉に炎症が起こり赤く腫れて出血します。やがて歯を支えている骨を溶かして、結果的に歯を失う原因となります。
歯を失う原因のトップは、
実はむし歯ではなく歯周病なのです!
歯周病は
こうして発症・進行する
健康な状態
健康な歯周組織です。歯と歯肉の間にすき間はなく、支えとなる骨もしっかりしています。
歯肉炎
歯周病菌は歯と歯肉のすき間に侵入すると、歯肉が炎症を起こし、赤く腫れて出血がはじまります。歯石が溜まるようになります。
歯周炎
中等度
炎症はさらに広がり、歯周ポケットの深さや歯槽骨の吸収も進みます。
重度
これをさらに放置すると…歯を支えていた骨がほとんどなくなりグラグラに!歯周ポケットがさらに深くなり骨が溶けてきます。
塚本歯科クリニックの
歯周病治療
当医院では担当の歯科衛生士がつき
歯周治療をおこなっていきます。
日本歯周病学会認定医ならではの診断と治療計画、また重度歯周炎の患者様には日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士による質の高い歯周治療を提供いたします。
基本的な歯周病治療の流れ
① レントゲン写真
目で見えない歯の根の周りの骨の状態を確認します。
② お口の中の写真
一眼レフカメラで現在のお口の中の状態を撮ります。
歯周病治療中にも、治療効果の比較のために写真を撮らせていただきます。
③ 歯肉の検査
歯周病がどの程度進行しているか見た目だけではわかりません。
そのため歯周ポケットを計測するための器具を用いて検査します。健康な状態では3mm以下です。
④ 現状の説明
採集した資料をもとに現在の歯周病の進行具合や治療方法など詳しいご説明をします。
⑤ ブラッシング指導
歯周病治療で一番大切なのは、ブラッシングです!お一人お一人に合った歯ブラシの選択・使用法をじっくりとご説明させていただきます。
⑥ 歯石除去
早く歯石を取りたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、歯肉が炎症したまま歯石を除去すると、血だらけになり痛みも出やすく患者様も不快な思いをしてしまいます!
歯肉の炎症をブラッシングでしっかり治してから、徹底的に歯石除去をおこないます。
⑦ 歯周病の再検査
歯石除去後、歯周病がどのくらいよくなっているか初めに行った歯肉の検査とお口の中の写真を撮り確認していきます。
ここまでの治療で改善されない重症のときは、ポケットの深さを減少させる歯周外科手術を行うこともあります。
患者さんの大切な
「歯を残す」歯周外科治療
当医院では必要に応じて高度な技術が必要とされている歯周外科治療を行います。
① フラップ手術
フラップ手術とは、スケーリング/ルートプレーニングで取りきれなかった歯周ポケットの奥深くにある歯石を除去し、ポケットを浅くするための治療です。フラップ手術を採用する基準は、非喫煙者・4ミリ以上の歯周ポケットが残存した方となります。
通常の歯周基本治療(衛生士による歯石除去)にて治癒しない場合は、深い歯周ポケット内に歯石が残存している可能性が高いため、歯肉を開き直接根面を見ることにより確認することができます。
「フラップ手術の流れ:麻酔→歯肉切開→不良肉芽除去→歯石除去→縫合」
土台となる歯肉を
“しっかり治してから”
被せ物の治療へ

歯周病により土台がグラグラになっていると歯(家)は安定しません。
当医院では歯周病治療が終了後、被せ物の治療を行っていきます。早く被せ物をいれてほしい!噛めるようになりたい!と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
基礎工事を行わない家はだんだんと傾いていき最後は人が住めなくなってしまいますよね?せっかく良い歯を入れ一時的に噛めるようになっても、歯周病の治療を行わない歯は抜け落ちてしまいます!歯周病治療はいわば土地の基礎工事です。
塚本歯科クリニックでは、
土台となる歯肉をしっかり治してから
被せ物の治療を行っていきます。
リスク
- 喫煙者は成功率が低い
- フラップ弁を開けた段階で保存不可能と診断した場合は抜歯を選択することをありうる全身疾患が管理できていない方は手術ができない場合がある(糖尿病、高血圧、心疾患等)