歯ぎしりしてませんか?

こんにちは、歯科衛生士の鈴木(千)です。

皆さん、朝起きた時 「なんだかアゴが疲れたなぁ」と、感じたことはありませんか?

もしかしたら歯の天敵かもしれない”歯ぎしり”にご用心です!

就寝中の歯ぎしりは、日中に受けたストレスを睡眠中に発散して脳とからだの健康を保つためのとても大切な行動。でもなかには、強い力で歯を削ったり揺さぶったりして重大なトラブルを起こす歯ぎしりもあり、油断大敵なんです!

ですが全ての歯ぎしりが悪者ではありません。

歯ぎしりは本来、私たちにとって大切なストレスコントロール機能。ストレスで病気にならないように守ってくれています。中には歯ぎしりで歯に過剰な負担をかけてしまう良くない歯ぎしりがあり、これが歯を傷めてしまいます。

その良くない歯ぎしりは強い力で圧迫されたり揺さぶられたりしているうちに歯と歯を支えている周りの組織に様々な影響を受けています🦷

・すり減り: 知覚過敏の原因に噛み合わせも変わってしまいます。

・ヒビ : すり減りや欠けと共にむし歯。これも知覚過敏の原因になってしまいます。

・くさび状の欠け : 歯の根元がえぐれたように欠けてしまい、かけた所に汚れが溜まるとむし歯に。根がでて知覚過敏にも!
↓えぐれているのわかりますか?

他に下の前歯の内側に歯ぐきがぼこっと盛り上がったりとします。

このように良くない歯ぎしりによって様々な症状を引き起こす可能性があり、歯ぎしりから歯を守るためには、

•自己暗示で歯ぎしりを減らす

•歯ぎしりを誘発する生活習慣や癖を改善する

•歯科で噛み合わせを調整やマウスピース作製等の治療する。です。

わからないことがありましたらお気軽に先生やスタッフにご相談下さい。